名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

推進力の分割

先日のフォーム解析は、ある意味ほぼ予想通りの結果で、
とにかく、これまでもわかっていた、腰回りがまったく使えていない走り。
これはもう、高校時代、いや中学時代からの課題で、
膝下だけで無理やり推進力を得ている状態でした。

なので、ふくらはぎや足首を使ったキック力だけに頼った、
非常に効率の悪い走りでして、
フルを走るにはあまりにも燃費が悪くなるのは当然です。

しかし、そう分かっていても、どう動かしたらいいのかがわからずじまいでしたが、
さいとうさんのアドバイスで、
股関節の柔らかさと、中臀筋の使用がカギだということで、
光明が見えました。


それを自分なりに解釈すると、
これまでは、とにかく強く蹴ろう、速く進もうと、
思う気持ちが先立って、膝から下を一生懸命動かしている感覚でした。
それを改め、まずはしっかりと大腿部を意図的に前に出してから、
そのあと接地して、蹴り動作に移行する、ということなのかな、と。
これが、いわゆる股関節を使うこと、なのか、と。
そして、蹴りに移行する際も、
まずは臀部を使って大体を引き上げ、
その動作の流れで蹴りを入れる。

こうすることで、ふくらはぎに頼りきっていた推進力を、
腰から下全体で分け合うことができ、結果、燃費もよくなるかな、と。


ただ、いきなりフォームを変えようとして怪我をするのは目に見えているので、
まずは、少しだけ意識してみる、ということ。
今日は、通勤ランで、気持ち大腿部を前に出す意識で。
そのあとの動作は、あくまでその流れで。
ある部分だけを改善するのは非常にバランスを崩すと思うので、
あくまで、全体の流れを意識して。


そんな、新たな気づきが生まれた、
41歳最後の日でした。