名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

スイートスポット

1週間ぶりのペース走。

前回もキロ4、10kmに挑戦しましたが、2kmすぎで4分10秒を超え、

あっという間に撃沈。

しかし今日は、1週間まるまる休んだにもかかわらず、

キロ3分57秒イーブンで10km、余裕を持って。

自分にとって、疲労を抜くということは、

いかに重要なことかを象徴する練習内容です。

疲労一つで、ここまで差がついてしまいます。

だから、レース当日、いかに疲労を抜いた状態で迎えるか、

それが、ほぼ全てと言ってもいいでしょう。

 

ところで、今日のように脚に余裕がある時のマラソンペースでは、

フォームを修正するのが最も適しています。

そこそこのペースでありながら、脚の動きも修正する余裕があるからです。

 

富士登山以来、右ふくらはぎが若干やばくなりつつあるのですが、

接地の仕方次第では、全く負荷のかからないポイントがあるのです。

下腿だけで走りがちな自分のフォームでは、どうしても接地の時点で、

ふくらはぎに負荷がかかり、大腿や腰部、腸腰筋などが手付かずにってしまいます。

こうした慣れたフォームは走るのには楽ですが、

やはり怪我のリスクは急速に高まります。

で、今日みたいなゆっくり速いペースの時に修正を試みるのです。

 

ペースを維持するのは少し大変ですが、

それでもたかがキロ4。

しっかり腹部から脚を前に出し、大腿、下腿、足先と順番に降り出していくと、

接地の時にはしっかりと足底の内側から接地しているのです。

この際、あまり「べた」っと足をつくと、もろにふくらはぎに負担がかかるので、

若干つま先を丸め気味に後ろにかきます。

このタイミングが、接地のタイミングとばっちりハマると、

ふくらはぎをほとんど使わず、大腿二頭筋優位で推進力を得ることができることに、

ここ数年でようやく気づいていました。

しかし、キロ3分半を切るペースでは、この走りでは間に合いません。

だから、それ以上のペースで走る時には、

怪我のリスクが高まってしまうのです。

 

そんなこんなで、フォーム修正に夢中になっているうちに、

あっという間に10km。

疲れてなければ、なんてことない練習なんですが、

疲労がたまると、果てしなく長い距離になってしまうのです。

 

 

ここからは、もう毎日が調整練習です。

疲れた状態でポイント練は入れないこと。

つまり、連日のポイント練は避け、最低でも2日は開けて臨むべし。