名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

大腿を使え

昨年12月以来のスピード練習。
当然、諸々の機能は衰えまくっているので、
「スピード」練とは程遠いスピードになりました。

土曜日に、キロ4で10km走れたということで、
今日は次にステップアップし、
キロ3分30秒で1000mを5本。

フォアフットは心配なので、
接地をかなり意識して、
推進力は、極力足首を返さずに、
大腿部や下腿を使って得るようにし。

ところが、このフォームで出せるスピードには、
やはり限界があり、
1本目はまさかの3分55秒。
まじかぁ、とがっかりするも、
体が動かなかっただけ、と言い聞かせ、
2本目へ。

だいぶ足はスムーズに動き、
3分39秒。
だけど、おそろしくきつい。

その後、3分35秒、
最後はほぼ全力で3分30秒という、
絶望しか残らないタイムで終了。

ただし、
フォームを整えて走れるペースは、
ここまでだな、と実感。
これ以上のスピードを出そうと思うと、
無理して下腿を前に出し、
接地した足首で強引に前に進もうとするため、
足底筋に猛烈な負荷がかかってしまうのです。

これか、怪我の原因は。

疲れた状態では、どうしてもこのフォームに頼って、
スピード練をやりがちで、
無理してペースを上げようとするあまり、
微細な筋肉が先にやられたんだと思います。

右脚は、
接地の瞬間、
下腿と大腿が、バランスよく機能して、
足首から先にあまり負荷がかかっていないのが、
よくわかります。
力を入れようと思って、しっかり力が入る感じ。

しかし、左脚は、
利き足でない分、とにかく神経系が発達していない感覚で、
うまく下腿や大腿部に力を入れられないのです。
だから、油断すると、どうしても接地がベタ足になり、
その状態で無理にバネを得ようとするため、
足底に負担がかかるんですね。

ただ、走り終えると、
これまでとは違い、
しっかり大腿屈筋群が筋痛になりました。
ちゃんと意識すれば使えてるんだな、と。

こういう意識で練習していけば、
このフォームでもキロ3出せるようになるものなのか。

じじいの弱った筋肉では、
こうした工夫は待ったなしなんだと思います。