名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

暑さは平地でできる高地トレーニング

先週からダニエルズのマラソンプログラムを開始し、

先週はジョグ中心の週。

今週からいよいよポイント練が週に2回。

 

1回目は日曜のロングジョグだったが

2回目の今日はかなりハードな練習。

 

これまでのゴールドプログラムで取り組んできた

様々な心拍ゾーンの練習が、今日は一度にまとめてやる練習。

 

LTペースで1.6kmを3本。

その後VO2Maxペースで3分間インターバルを4本。

そして200mのレペを6本。

さすがにこのメニューを見たときには、絶対無理と。

しかも今日のような暑さでやるメニューじゃないだろう、と。

 

それでもペースを抑えて、水をかぶりながらできるところまでやってみようと。

 

最初のLT走はもうペースは意識せず、この後にインターバルが控えている、

と考えながら維持できるペースで。

結果、キロ3分34秒から30秒くらいは維持でき、なんとか余裕を持って3本終了。

 

問題は次の3分インターバル。3本ならなんとかできそうだが、さすがに4本は。

6分くらいのレストの後走り始めると、200mで足が止まる。

こりゃだめだ、と思ってやめようとしたが、

こんなに簡単にやめるのもどうかと思い、

もう少し休みを入れてから再スタート。

 

そうしたところなんとか脚も動いてくれて、

1本目は3分24秒ペース。

げき遅だけど、この暑さなら致し方ないか。

気温がだいたい32度を超えたあたりから、

平常の循環機能だけでは体温調節できなくなるらしく、

活動筋へ回せるはずの血流が体温調節にとられてしまう、とのこと。

すなわち、筋へ供給できる酸素量も若干低下するから、

言ってみれば擬似的な高地トレーニングなわけで。

ならば遅くても続けるべし、と2本目へ。

3分21秒くらいまでペースアップ。

3本目はついに3分19秒ペースまで上がり、

これならギリギリVO2Maxへ刺激も入ろう。

最後は疲れが出て3分24秒ペース。

それでも擬似高地トレーニングだから、きっと刺激は入っただろうと。

 

最後に待っている200mのレペはさすがにもうスピードが出ず。

下りコースにもかかわらず36秒かかる始末。

ギリギリレペティションペースは維持できたが、

肝心のフォームは整わず。

 

でもこの高強度練習だけで10kmも走ったわけだし、

アップやつなぎのジョグを入れると19kmにもなる、さすがのマラソンレーニング。

遅いなりにやり通すことが重要だろう。

 

今日の環境下でできたなら、

これ以上きつい練習はもうないだろう、

と思いたい。