これが終わりではない
気温も8度あり、風も微風。
土砂降りスタートを想像していただけに、
この気候に、気持ちは前向きになれました。
(写真は昨日のもの)
そして、スタートしてこれまでのマラソンよりも、
脚が軽く、楽に3分50秒を維持できている感覚を得て、
今日は大事に行こうと決めました。
20kmまでは、比較的アップダウンの多い区間で、
かなり脚を使ってしまうことが危惧されましたが、
幸運にもこの区間は風がおってくれました。
その結果、ここまでのラップは、
19分06秒、
19分03秒、
19分25秒、
18分52秒、
と、ほぼ設定通りで走れ、
ハーフの通過は過去最速の1時間20分46秒。
この通過タイムを見て、確実にサブ40は無理と判断し、
ここからは、ベストタイム44分切りを堅守する走りに切り替えました。
中間点から先は、海岸沿いの風が最も向かう区間で、
ペースダウンは想定していました。
なので、少々の遅れは気にせず、
「30までは我慢」を言い聞かせてラップを刻みました。
30kmまでは、
19分29秒、
19分36秒、
と初めて39分台に乗ってしまいましたが、
脚はまだ残っていたので、後ろから抜いていった2人についてきました。
ここでなんとか持ちこたえ、
19分27秒。
最後の5kmは下り区間だったので、
19分21秒。
20~30kmで無理をしなかったのが、
終盤生きました。
とはいえ、
今日はいつもより早めの28km付近から脚の痙攣が始まり、
最後10km以上は両足のどこかが痙攣した状態でした。
後半の向かい風と脚の痙攣があったので、
今回は、2012年の東京と違い、まだまだいけた感が残りました。
あの時は、自分はもうこれ以上は速く走れないと、感じたくらい余裕がなかったです。
でも、これでようやくフルでも結果が出ました。
5000m、
ハーフ、
フル、
と今年度は、ここ数年の中では最も良いタイムで走ることができました。
間違いなく、ダニエルズ理論の成果だと思っています。
改めて確認すると、
長距離走を速く走るための3要素は、
①最大酸素摂取量
②無酸素性作業閾値
③走りの経済性
です。
③は2012年東京でその効果が出ました。
今回は、①と②、特に②を徹底的にターゲットにしてきました。
ここからさらに3分縮めるのは並大抵のことではないと思いますが、
何をすれば良いかはわかってきたので、
それをやるだけですね。
到達点はもう少し先にあります。