名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

ここに至った原因を探れ

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週末は今年最後のレース、栗橋関所マラソン10kにでるため、

今日あたり、一度刺激を入れておこうと。

 

昨日、久々に15km走って、疲れはどうかと思いましたが、

その影響はほとんどなく、アップからなんだかいけそうか気がする。

流しも、久しぶりに脚の動きが良く、

今日ダメなら、本当に弱くなっているぞ、な背水の陣。

 

目標は、3分10秒で2本。

 

一本目、最初っから脚ががんがん動き、

いや、待て待て、と思うも、

やれるときに追い込んでおかないと、と気持ちを切り替え、

そのまま突進。

いつもなら、急激に呼吸があっぷあっぷになるところが、

今日は、すぐに深い呼吸に切り替わり、これなら最後まで押していけそうだ、と。

 

待てよ、もしかしてこれは遅いのか?

と、脚の動きと景色の流れが一致せず。

そうこうしているうちに、右のふくらはぎがちょっとやばくなり、

ここで無理は禁物と考え、ペースダウン。

呼吸も限界までは追い込めず、

ああ、こりゃ3分15秒くらいだわ、とストップウォッチを押すと、

なんと3分7秒。

ペースダウンしてこれなら、3分5秒ではいけてたはず。

そして、追い込み具合から考えれば、

もしかしたらまだ3分切りも可能かもしれない。

 

ふくらはぎをいたわって一本でやめましたが、

2本目行ったら3分5秒は出た気がする。

やりたかったけど、ここは我慢。

そのぶん、週末にとっておこう。

 

これだけ余裕を持って3分一桁でいけたのは、たぶん、今年初めて。

どうしてこうなった。

こういう時こそ、どういう道のりで、ここにたどり着いたかを、

ちゃんと分析しなければならない。

 

まず確実に言えるのは、

12月に入って、遅いなりにも、

毎週レースで追い込んだ。

インフル駅伝を除くと、2本とも3分10秒台の時間があったのは間違いない。

つまり、いわゆる5kmのレースペースだ。

このペースを、10分以上維持する機会が重要なんだな、きっと。

 

しかし、いきなりこのペースでは走れない。

では、その前に何があったか。

転換点は、おそらく上尾だろう。

あそこは、3分30秒で60分以上維持。

いわゆる閾値走の状態。

ここで、かなり脚ができた感じがしたのは事実。

 

ところが、こういう走りは、疲れが抜けていないとできないわけで、

じゃあ、どこから流れが変わってきたかというと、

はるか以前に遡り、志賀高原エクストリームの前あたり。

つまり、10月の中旬。

 

10月第1週にトラック5000mに出場し、

疲労のため恐ろしく走れなかったところが、

たぶん疲労のピーク。

あそこで1週間まるまる走らず、

その翌週も軽いジョグしかできなかった(アキレス腱痛もあり)。

おそらく、あの2週間の休養が効いたんだろう。

 

もう一つ、

実はインフルで寝たきりになり、相当休めたのも大きかった。

あの3日間で、連戦疲れも一度リセット。

超回復にはもってこいの休みだった。

 

 

こう考えると、疲労を抜いてからここまでくるのに、

約2ヶ月。

ほぼ、週一でレースに出ていたから、

ポイント練の頻度としては週一。

この間、平日はやっても1000mを1、2本。

これくらいが、原時点で疲労を溜めずに練習を継続できる、

最大頻度か。

 

結局、フルにせよ、ハーフにせよ、5kmにせよ、

レースペースの練習が重要なんだな。

そのペースで練習しなけりゃ、そのペースで走れるようにはならんのです。

また、フルにも再挑戦したいと考えているけど、

そういう意味では、圧倒的にペース走が足りていない。

あと、昨日15km走って気づいたけど、

フルやるには、長いジョグも必要な気もした。

だけど、そうすると、疲労して3分一桁インターバルができなくなる。

 

どうすりゃいいんだ、ジジイは。