懐かしの野川
こんなはずじゃなかった4連休(雨でなぜかStay Home)。
最終日はようやく予定していたイベントへ。
ニュータイプさんに誘われ予定していた120分ジョグを合同で、
ということだったので、懐かしの野川公園で走ろうと。
先日某長寿テレビ番組で小金井界隈が紹介されていて、
本来晴れていればその辺りも散策がてら練習日にしようと思っていたところ。
いつもの120分ジョグは1人だし毎回同じコースなためモチベーションも上がらず、
タラタラとキロ5分半を超える劇遅ペースで走るのが慣例となっていたが、
今日は久しぶりに複数練ということで自然とペースアップ。
それでも上限はキロ5分と決め、そのピッチとリズムを一定に保つ練習。
60分すぎから急に太陽がギラギラと照りつけ、一気に消耗戦に。
それでもできるだけピッチとリズムを一定に固定しペースもキロ5で。
こうした練習は高校3年からよく行い、大学時代もジョグでは常に意識していたな。
そうすると、できるだけ多くの回数同じ衝撃を脚に与えられるので効率よく筋を発達させられるし、持久的な能力も高まった印象が強く。
集団ジョグなんかで後半どんどんペースが上がってしまうと、
終盤はもやはジョグのペースではなくなってしまうから、本来ジョグで高められる能力も高められなくなってしまうことに、当時は気づかなかった。
まあでも、コマツクンに負けるのは悔しいから競り合っちゃたんだな。
今日は野川公園から上流へ遡り、野川からの帰り道を思い出しながら。
さらに東経大のところで折り返して帰りははけの道を通って野川へのジョグロードを辿り、当時の記憶を呼び起こしながら。
この家、当時は人が住んでいたな、とか
この曲がり角は何も変わっていないな、とか。
当時は4学年の学生が揃って徒党を組んでジョグしていたなんて、
今じゃ考えられないな。
ラスト2週間
フェーズⅣも2週目が終了。
昨日は1kmLT走×6本をほぼ設定どおりのペース(3分25秒/km)で行え、
だいぶ余裕も出てきた。
その前の火曜日も3分×3本のVO2maxインターバルを3分10秒/km平均で行い、
後半の200mレペも33秒台で8本。
今週はどちらも余力を残せたので疲労もあまり残っていない感じ。
フェーズⅣをおさらいすると、
75分E
3分×3インターバル+200m×8レペ
75分E
rest
1km×6LT
60分E
120分E
ポイント日以外は先月と変わらず、
もうこのサイクルがすっかり染み付いてきた。
このダニエルズプログラムは、
土日がジョグなので気持ち的にかなり楽。
最もきつい練習が火曜にあるのはしんどいけど、
金曜の閾値走を終えると週末を迎えられる流れは最適。
以前は土日にポイントとかロングとかを入れていたけど、
それだと土日が何もできなくなるし月曜日がしんどい。
心理的にきつい平日にまとめてポイント練を入れてしまうというこの流れが、
長く続けられる要因でもあるんだろうな。
1週目はなんとかなるが
先週はフェーズⅣ最初の週。
予定通り火曜日にはVO2maxインターバル3分×3に加え、
200mのレペを8本(33秒前後)。
フェーズⅢに比べこのインターバルの時間が短くなり、楽にやれそうだと思い込んでいたが、
後半の200mが意外とキツかった。
恐らく、1000mで有酸素系糖代謝が促進され、
残り少ない糖分を解凍系で使わなければならなくなり、
思いの外脚が動かなかった模様。
解糖系とはいうものの、もしかしたら7、8本目あたりは、
有酸素系の糖代謝だったかもしれない。
金曜日はLT走、1km×6。
こちらも1kmを3分25秒くらいだから、
かなり楽にいけるだろうと楽観的になっていたが、
最後までいっぱいいっぱい。
やはり火曜の疲れは中二日では抜けない。
とはいえ、1週間で二回の高強度練習をほぼ設定通りこなせ、
明日から2サイクル目。
予想していた以上にきついサイクルだが、
失敗続きだったフェーズⅢに比べれば負荷は軽いはずだから、
なんとかペース配分を守りながら最後までこなしたいところ。
フェーズⅣ
ダニエルズの体力向上プログラムもついにフェーズⅣ。
フェーズⅢは残念ながらVO2maxインターバルとLT走ともに完遂とまではいかなかったが
大体8割くらいは実施できたのでまずは及第点。
この年齢なりに、両方のゾーンの力はワンランク上がったと信じたい。
フェーズⅣはⅢよりもインターバル、LT走も量が減りその代わり短距離レペが復活。
しかもインターバルとの組み合わせだから、これは初の試み。
このプログラムを最後までやりきれば、
だいたいどの距離のトレーニングにも対応できるようになる、と言う触れ込みなのは、
こうしてフェーズⅣで短距離レペを復活させることで、
VO2max、LTと全てのゾーンの練習を一通りこなすプログラムになるため。
フェーズⅣが終わったらフル用のプログラムに挑戦したいと思うが、
せっかくここまで短距離も鍛えてきたのでそれを維持したい気持ちも。
しばらくレースはないだろうから。
こなせるキャパシティ
ダニエルズゴールドプログラムフェーズⅢも
3週目に突入。
正直ここまで続けられるとは思ってもみなかったが、
スモールステップで少しずつ負荷を上げていくうちに、
ここまでたどり着けた感じ。
フェーズⅢにしても、
1週目は結構いっぱいいっぱいで、
Vo2Maxインターバル4分走も、3本しか持たなかった。
それが、今週は4本まで3分15秒ペースを維持でき、
無理をすれば5本目も行けたほど。
絶対的な走力が上がってきたということもあるだろうけど、
(実際、これまでと同じペースが楽に感じる)
もう一つはやれる練習のキャパシティが拡大して
同じ練習でも疲れにくくなってきていることも考えられる。
例えば、昨日のLT走でも、
1週目では3本目くらいでかなり脚にはきてしまっていたが、
昨日は5本目までかなり余裕を持って走れるようになっていた。
自分の体ではもうこんな練習は無理だと思っていたが、
今週は火曜日にVo2Max4分走×4をこなした上で、
金曜にLTペース1.6km×5をこなせた。
間違いなくキャパシティが上がっているなと。
キャパシティが上がれば、
さらに上の練習をこなすことができるから、
これまでの走力をさらに高めることができる。
この考え方は学生時代にはなかったな、と。
(走力の向上しか頭になかった)
年齢的に、こういう取り組みはできる時にやっておかないと、
もういつできなくなってしまうかわからない。
やれるところまで挑戦してみようと思う。
25年目のリディアード
学生当時、文字通り「バイブル」だったリディアード本。
先ほどその最新本が発売され、ある界隈ではちょっとしたブームに。
最近はダニエルズ理論に感銘を受けてこっちの存在を忘れかけていたが、
やはりいまだにリディアード理論も捨てがたい内容。
まださわりしか読んでないけど
スピード練や高強度インターバルばかりが注目される中で、
やはりそのトレーニングを生かすためにはその前に土台を築かなくてはならないと。
その土台とは、いうまでもなく「有酸素能力」に他ならず、
それは地道なロングスロージョギングによってのみ高まる能力であると。
週あたり160kmとか。
やみくもに距離だけを追うことには懐疑的ではあったけど、
やはり最低限それを追わねばならない時期があることも事実。
リディアードは、それをティーンの頃にしっかりやっておくべき、と。
その基礎的な土台がしっかりしていないと、
競技力はすぐに頭打ちになってしまう(短期的に向上はしても)と。
日本の場合は十代そこらで競技力のピークを持って行かなければならない状況だから
こういう長期的に競技力の向上を見据える考え(30代で競技力を完成させる、みたいな考え)が疎かになっているな、と。
30代、40代になって、
こんな競技人生が待っていると分かっていたら、
学生時代は、焦らずもっとじっくりと基礎作りができたんだろうな、と
今更ながらに思うところがあり。
「ゆっくり走れば速くなる」は、
今その時のことを言っていたのではなかったんだな。
「ゆっくり走れば、その先速くなれる」だったことに、
25年経ってようやく気づいた。