名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

医者の世話になる

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60人の出走中、
19人が途中棄権。
その中で34位。
相当な撃沈でしたが、30位までがポイント対象なので、惜しかったです。

最後にとんでも登山が1000m分残っているので、
「1000m(標高)×3」の気分で、序盤は抑えて。

最初の1000mは太郎山一気上り。
無理に走らず、人の後ろでゆっくり歩き。
そこから先は稜線を走り抜ける気持ち良いコース。
アップダウンが多かったものの、
しっかり脚を残して。

次の1000mは、ものすごい急登で、
岩のよじ登り、ロープを使っての山登り。
ここで思いのほか脚を使ってしまい、
次の1000mのために一度麓に降りた時点でほぼ脚は終わっていました。

やめるなら、ここしかない、
と思いはするも、
まだ見えぬ先のことには、
正常性バイアスが働き、
根拠のない「行けるんじゃないか」と。

最後の1000mは、再び太郎山。
登り始めて数分でもう脚が動かない。
そうこうしているうちに、四頭筋が攣り始め、
1分ごとに休憩しなければならない状態。
初めて、登りきれないかもしれない、と。
それでも進まねばならないと、
約1時間かけて山頂へ。
山頂手前で、両脚が攣り、本当にどうにもできなくなり、かといって自力で下山をするしかなく。
痛みをこらえながら、なんとか下山。
しかし、まだ残り300mの登りが待っております、ここでもやめようかと。
でも、ここまで堪えたのが無になると思い、
気持ちだけで急登を登り、なんとか下山。

最後の1000mだけで20人ほどに抜かれ、
山登りを全くしていなければ、
こう言うレースは全く通用しないのだな、と。
ラン区間の多かった序盤では15番手くらいをつけていたことを考えると、
累積2000mと3000mとでは全く違うのだな。


ゴール後、スタッフの方に「顔色悪いですよ」と言われ、帯同している医者を呼ばれ、診察。
どうやら、過呼吸らしく、
色々手当をしてもらいました。
トレランの後はいつも気持ち悪くなるんで、そのうち治るんだけど、
と思いましたが、過呼吸と知って、
今後の対策ができそうです。
ずっと手当をしてくれたので、感謝です。


それにしても、上田ルイくんは、
去年このコースを3時間半切り。
どう考えても信じられません。