内視鏡

今年も人間ドックの日がやってきました。

人間ドック、なんて、おじさんがやるものだと思ってましたが、
とっくのとうに、自分もそういう年齢になっていたのを忘れていて、
去年、あらためてこれを受ける年齢になって現実を突きつけられました。


で、去年までは何もわからずに、
何の根拠もないバリウム飲んでグルグル検査をやってきましたが、
あまりにも人間の尊厳が失われる検査なので、
今回は、ついに内視鏡をリクエストしました。

周りからは、うどんみたいな太さのやつを入れるだけだから、楽だよ、
とか言われてましたが、
おいおいこれのどこがうどんだよ、
っていうくらい極太の内視鏡が登場し、
二人がかりで取り押さえられる状況も相まって、
久々にビョーインの怖さを感じました。

麻酔をしたものの、それなりに鼻も痛いし、
リアルタイムで胃の中に謎の液体を注入されて気持ち悪くなるわで、
これはこれで十分非人道的だなと思いました。

しかし、自分の食道や胃や十二指腸のライブ映像を見れるというのは、
確かに貴重なことで、お医者様の実況を聞きながらモニターを見るのは、
それなりに楽しかったです。
なぜなら、見たくないものが発見されずに済んだから、
っていうのもありますが。

お医者様には、非常に綺麗な胃ですね、と言われ、
ああ、これまで食生活に気を使ってきた甲斐があったなと。
ただし、胃が元気すぎて胃酸がいっぱい出てるから、
逆流性食道炎になってます、と。
夜寝る直前に食べたり、脂っこいもの食べたり、ストレスがあったりすると、
なりやすいとのことでしたが、
心当たりなし。
8時前には食べ終わるし、家では揚げ物食べないし、昼に出された揚げ物は衣はいでるし。
まあ、ストレスなんでしょうかね。


鼻から注入された麻酔が身体中に回って、
眠くなるから外出は控えるように、って書かれてましたが、
本当に抵抗できない睡魔に襲われ、午後は少し昼寝。

でも、ひと眠りしてから閾値走をちょっとだけやりに行ったのは内緒です。