ダニエルズ練は伊達じゃない
先週から連チャンのトレイルレース。
先週は登りっぱなしバーティカルで、今週はスカイレース。
先週も今週も、JSAの日本選手権なので、どの部門もかなりのハイレベル。
ちなみに、先週の尾瀬岩鞍は、スカイスピード部門、バーティカル部門の日本選手権。
そして今週の志賀高原は、スカイレース部門、ウルトラ部門の日本選手権。
今週は同日二部門開催だから、どうしても参加者が分散するので、ハイレベルといっても若干レベルダウン。だからこそのこの順位とも言えるけど。
それでも、去年は4時間47分で22位。今年は4時間30分の自己ベストでも23位だから、やはりかなりのハイレベルなレースだった。
しかし、昨年までと大きな違いは、最後まで走り通せたこと。
去年、一昨年は25km手前で脚が止まり、最後はほとんどウォーキング。
ちょっとした登りも登れなくなり、最後の5kmで1時間近く要していた記憶が。
それが今年はむしろラスト2kmでスパートをかけられるくらい余力があり、
最後に待っている急激なゲレンデ登りも走ることができ。
だいぶ余力を残して走り切ることができた。
その要因は大きく分けると二つで、
一つ目は序盤からペースを抑えたこと。
走れそうな登りでもあえて歩きを入れて、脚を温存した。
また、下りはいつもならガンガン飛ばすのだけど、
今回は下りもあえて抑えて走った。
もう一つの要因は、
4月から取り組んできたダニエルズのゴールドプログラム。
全体的に走行距離が増え、耐衝撃能が上がった気がしている。
巡航ペースも同じペースが若干楽になり、余力を持って例年通りのペースを維持できたように思えた。
一番走れた一昨年は、山練習を相当入れていたが、今年は3週間前に鳳凰三山に登って、先週バーティカルに出たのみ。
にもかかわらず、楽に走り切ることができ、かつ筋痛も最小限。
長距離練習がかなり山に応用できることに気がついた。
トレイルレースはずっとしんどいばかりだったけど、
今回は最後までしんどい区間はなく、景色が綺麗で楽しいだけの珍しいレースになった。