名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

数年ぶりの元日走り

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みなさん、今年もよろしくお願いいたします。

 

ここ数年、新年一発目は景気付けにたくさん走ろうか、

と目論みつつも怪我ばかりで、

記憶にある範囲では、少なくともこの3年は元日に走れていませんでした。

 

ここ数年、元日は基本松本で過ごすので、

色々なことができるはずなのに、

走りたくてうずうずしながら、ニューイヤー駅伝を見ていました。

 

そして、ようやく今日、その日はやってきました。

 

ここ松本から最も近い百名山は美ヶ原です(実際には常念かもしれませんが、

標高がまるで違うので)。

去年の夏、登山道の入り口まで車で行き、

3kmほどの登山道を駆け上りましたが、

まあすぐに終わってしまうので、

一度は「里」から山頂を攻めてみたいな、と。

 

で、里の気温マイナス5度でしたが、

夏にやるよりは楽だろうし、

何より今は調子がいい。

レース後中二日という無謀な日程でも、

今日を逃すと、またいつできるかわからないということで、

山頂の気温、推定マイナス10度(いやもっと低かろう)に恐れ慄きながらも、

思い切ってスタート。

 

初めの6kmは緩やかな上りで、

天気も良く無風で、快適そのもの。

マイナス気温も、汗をかきすぎずにちょうど良い。

 

ところが様相が変わったのは、

途中から冬季閉鎖区間入ったところから。

こっちの道は、夏場も急峻過ぎるため車は推奨されないコース。

Google MAPでは、累積標高が800mを超えるのに、

何故か直線道路なのが気になっていましたが、

実際踏み入れて意味がわかりました。

舗装された車道なのに、直登なんですよ、はい。

さらに、途中から勾配が15%とか17%とか、

みたことのないものが出てきて、これ法的にどうなんだろうと。

あの増富クリスタルラインの勾配よりもはるかに上です。

これが合計4km休み無く続きます。

まだ登山道入ってないのに、完全に脚にきました。

 

里から大体12kmほどで、ようやく登山口へ。

むしろ、ここからは陽光を浴びて暖かく、

適度に積もった雪が滑り止めになり、

楽な気持ちで山頂を目指せました。

激坂ロードよりも、はるかに楽です、登山道は。

 

山頂からの景色は、見事なまでの眺望。

元日に快晴のもと、真っ白な山頂と真っ青な空を一望できるこんな機会は、

もう2度と訪れないだろうな、と。

 

やはり、脚の状態含め、

健康は何よりです。

今年の目標は、

とにかく、怪我と疲労に気をつける。

ここをまずしっかり押さえて、

もう一度ロードの力を取り戻したいと思います。