名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

君は、生きのびることができるか

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家庭内でインフル患者発生。

A型。

どうやら初罹患らしい。

職業柄、毎年予防接種を強制的に打たされていたみたいですが、

ついに今年、その牙城が崩れたようで。

 

一方私は、

この10年来、一度も予防接種を打ったことがなく、

罹患もなく。

こちらも職業柄、以前よりも感染の危険が少ない部署にいるので、

それも奏功しているきがしますが。

実は、最後に罹ったのが、

十数年前に唯一予防接種を打った年。

その時は最悪で、

その予防接種によって軽いインフルになり、数日ダウン。

さらにその年度中に本当のインフルにもなり、本格的にダウン。

それ以来、予防接種をあまり信用しなくなり(型が違っただけなんでしょうが)。

 

こういう、「たまたま」起こったことによって、

それをあたかも普遍的なものと関連づけてしまい、

以後、行動が定着してしまうものを、

「迷信行動」と呼ぶようですが、

我々スポーツ選手には特に多いように思います。

 

子供の頃、「マラソンにはバナナがいいらしいよ」っていうのがありましたが、

ああいうのも、

たまたま有名選手が走る前にバナナ食ったら、ベストが出た、

くらいの根拠だったでしょうし。

前日にカレー食ってるアノ人だって、

カレーが効いてるわけじゃない。

 

もっといえば、「前日1000m一本!」なんてのも、

その最たるものでしょう。

 

まあ、本人がそれに安心して勝手にやってる分には、

全く問題ないんでしょうが、

おそろしいのは、

立派な指導者レベルでそういう人がいることで。

「夏場の走り込みが、冬の駅伝シーズンに効いてくるんだ!」

とかなんとか。

そんなの、過去に教えた子で、

冬に力が伸びた子が、たまたま夏たくさん走ってだけじゃないのか、

って思ってしまいます。

確かに、体が反応して細胞が変わってくるのが、

だいたい6週間から3ヶ月くらいって言われてるから、

逆算するとだいたい夏になるんだろうけど、

若い子たちはまだまだ成長ホルモン出てるし、

何したって速くなる時期でもあるし。

 

とはいえ、自分のラン歴もそうした迷信行動に支えられてきた過去があるから、

すべては否定できませんが。

 

家族が寝たきりの暇な時間の戯言です。