名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

「20kmペース走」は、意味があったか

昨日、6年ぶりにハーフを走りましたが、
今年は1月から、
実はレースペース(3分30秒くらい)のペース走というものを、
一度も入れていません。
というか、もう数年やってないですね。


今年のポイント練といえば、
30km以上のロングジョグか、
閾値ペースでのクルーズインターバル、
そして、限界近くまで追い込む、速いインターバル、
の3種類です。
インターバルは、一回の練習でわずか数kmです。

にもかかわらず、
いきなり、試合でキロ3分30秒のペースで押して行けたのは、
この3種類の練習に、ハーフマラソンを走る能力を高める要素があったのだと思います。


では、学生時代の「20kmペース走」に意味はあったのか、
ということになりますが、
おそらく、
当時の推定閾値ペース3分20秒くらいまで上がった、
最後の5kmだけが、パフォーマンスの向上につながった可能性はあります。
つまり、
20kmを走りきる筋力は、他の日のロングジョグで鍛えればよく、
ペース走の日は、3分20秒で5kmとか、
それを2本とか、そんな練習でよかったのだろうと、
現時点では推測できます。


さて、
今後さらにハーフやフルのタイムを縮めるためには、
どうすればよいか、ということになりますが、
やはり鍵は、中高強度の練習、ということになるかと思います。

一つは、3分10秒以内でのインターバルで、
最大酸素摂取量を引き上げること。
1km走っても、効果があるのは2分です。
でも、3本でも2本でも、定期的に取り入れれば、
体にスイッチは入ると思います。

もう一つは、3分20秒前後のインターバル。
最低10分、できれば20分、理想は30分。
できるだけ少ないグリコーゲンで、
最大限のATPを作り出す筋肉に変えるためです。
この能力が高まらないと、マラソンはまず無理ですね。


問題は、これらをいつやるか、です。

どちらかは、平日にやらなければなりません。
でも、レースのあった週は無理ですね。

4月までは、レースをこの練習に当て、
レースのない週にだけ、取り入れていくしかないかなと思います。