名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

失敗経験も原動力になるもんだ

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なんだかんだで4回目となる東日本マスターズ駅伝。

個人的には、年代別区間になっててユニークだし、

一応、県の代表だし、

結構価値ある大会だと思ってるんですが

(なんといっても、あの世界最強ババア(あ、これ褒め言葉ですよ)が出場しますし)

年々出場チームが減ってきて、ついに今年は合計9チーム。

こういう大会が落ちぶれていっちゃうのが、1番寂しいよね。

 

インフル明けで区間新は無理にしても、

9人なら区間賞はとらないと、と久々にプレッシャーをかけてスタート。

 

先週のインフル真っ只中で出た入間市駅伝は、

5km17分39秒もかかり、これ多分自己ワースト記録。

インフルの恐ろしさをまざまざと思い知らされましたが、

そこから1週間経ち、さすがにだいぶ戻っただろうと。

 

久々に疲れはすっかりに抜けた状態で、フォームもいい。

力強くペースを維持できる感じもある。

これ、いけんじゃね、と、はじめの1kmを気持ちよく通過。

ここは登り優位区間でしたが、3分11秒。

これはなかなかいい。

 

と思いきや、

トンネルでめちゃくちゃ軽快な足音が後ろから。

うわ、まじか。

これ、自分の足音じゃないよね。

そこで我に帰り、

そういえば、足が止まってる。

ああ、この足の重さはインフルの影響だぁ。

やっぱり治ってなかったか。

 

前の人に追いつきそうだったのに、

そこからまったく差が縮まらず、どおりでおかしいと思った。

そして、あっという間にうしろからぶち抜かれ、

4位転落。

この駅伝で抜かれたの初めてだ。

ただ、元々の2位とは差を詰めたし、1位とも、多分詰まった感じ。

ここで粘れば、まだチームとして3位入賞もあり得る。

ラスト1kmで13分40秒。

まじかー。

後ろが速いんじゃない、おれが遅いんだ。

 

そして、ゴールタイム、17分10秒(5.13km)。

3分30秒もかかったのか、ラスト。

結局、3位と2秒差の4位でタスキわたし。

その後、最終的にチームも、やっぱり2秒差の4位でゴール。

戦犯はおれだ。

 

ただ、結局、16分台は16分45秒で抜かれた人ただ一人。

結果、わたしは区間2位。

走った5人では最も区間順位が良く、

撃沈といえども、なんとか仕事はできたのかな。

 

 

いや、だけどこれは本当に深刻かもしれない。

いくらインフル明けとはいえ、このタイムは遅すぎる。

数年前なら、インフル明けでも16分半くらいでは行けたはず。

やっぱり、走力落ちてるんだよ、これ。

 

練習やり過ぎれば疲れが溜まってパフォーマンス落ちるし、

調子を整えようとすれば、練習不足になる。

心肺機能はおそらく月単位でどんどん衰えるから、

練習だって、やっぱりそれなりにやらねばならない。

難しい問題だ。

 

だけど、先日のシティマラソンでは、50代になってから、

走力戻って16分19秒で走ったおかしいおっさんがいるし、

なんといっても埼玉には61歳でフルの自己ベストとマスターズ世界記録を出した、

とんでもババア(繰り返しますが褒め言葉ですよ、念のため)もいる。

 

だから、やりようはあるんだと思う。

それを、今からでもできるだけ早く見つけないといかんのだ。

 

 

我々の世界の常識では、

「やる気を出すには、成功体験大事だよね〜」なんて言われますが、

そうともいえないな。

こうやって、大失敗して、やばさを実感すると、

「こりゃ本気でやんなきゃダメだわ」ってなるし。

 

もう一回、脚作り直すぞ、本当に。