名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

気がつけば若者だらけ

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一晩明けて、リザルトを眺めてみると、

もう上位はほとんど大学生か20代。

さらに、入賞者のほとんどは、各地のスカイランニングクラブチームに所属している、

名だたる常連さんでした。

 

2012年、初めて「おんたけスカイレース」でこの世界にデビューしたときは、

やださんも一緒にその光景を目にしていたと思いますが、

正直、おっさんたちの主戦場だったわけです。

今よりも、もっと山登り色が強く、

アスリートとしては、松本 大さん、孤軍奮闘、

といった状態でした。

 

おそらく、

その後のユース世代の育成に力を入れたことが奏功し、

その頃まだ子供だった彼らが、

いよいよ成長して、トップレベルで凌ぎを削れるようになったのでしょう。

みんなが、「世界のルイ」をめざし、山を目指した。

こうした発展の仕方は、

単に年齢や、指導者ー実践者ヒエラルキーによって支えられている、

日本の「体育」「部活」文化では、なかなかみられない現象です。

 

会場には若者が溢れているのに、

丸刈りにさせて、集合させて、喝を入れる指導者や、

それに怯えるように黙々とスタートラインに並ぶ選手たちも、

一人もいません。

みんな自由な格好、スタイル、

女の子はちゃんとおしゃれをして、飄々と泥んこになる。

 

本来、スポーツって、こうなんじゃないかな、

と、毎回思うんですね。

「いだてん」の初回時、「天狗クラブ」が出てきたときに、

日本もはじめはそうだったんじゃないか、って思ったものです。

 

まあ、そんな中で、

ガチ「部活世代」の、こんなおっさんが仲間入りをさせてもらい、

泥まみれになって、必死にエリート入りを狙っちゃったわけです。

当然、打ちのめされますわ。

 

しかし、この一流メンバーの中に名前が載ってしまったからには、

やっぱり、出てみたいわけです、グランドファイナルに。

「どうせ通用しないのに、なんでメジャーにいくかなぁ」

って、先週あたり、所沢でセンター守ってた人に思ってましたが、

こういう心境か。

 

 

2019年、最終決戦の地は、びわ湖バレイ

22km、累積標高差2200m。

11月24日、すみませんが、つくばマラソンの応援には行かれません。

ヤクタの皆さん、お互い頑張りましょう。

 

 

※1番上の写真は、歩行区間で撮った唯一の写真。

観光するにはいいところなんですよ、志賀高原は。

決して「エクストリーム」ではありません。