自衛隊選手権
ことごとく優勝を阻んできた自衛隊チーム。
練馬、滝ヶ原、大宮。
それら全てが集結し、
計6チームが出走。
主催者「君、去年はまたあの変なチームが3位に入賞したそうじゃないか」
担当者「は、はい。一応、自衛隊を投入して、対策はしたのですが・・・」
主催者「手ぬるい!相手はヤクタターズ、ただのおっさんじゃないんだぞ。油断するでない!」
担当者「す、すみません。二度とこのような失敗は・・」
主催者「そうだ、彼らはまだ自衛隊には一度も勝ててなかったんだな」
担当者「そ、そうですが、それが何か」
主催者「これまで出場した自衛隊チーム、すべてを出場させるのだ」
担当者「な、なんということを・・。そんなことをすれば、た、多摩湖駅伝は・・」
主催者「かまわん!徹底的にやつらをつぶすのだ。2度と這い上がれんようにな!」
という物語があったかはわかりませんが、
とにかく、1区から4区まで、これまで見たことのないようなスピードでタスキ渡しを行う、
何人ものランナー。
リザルトは出ていませんが、おそらく23分台前半で4人揃えたチームばかりだったと。
そんな中で、通常もっとも速い選手が揃う1区のスタート。
スタート直後、自分もBたん。さんも一瞬で置いていかれる。
これは、おかしい。
入りの1kmは、3分18秒。
全くスピードが出ない。
すぐに呼吸もいっぱいいっぱいに。
2月2日の県駅伝以来、スピードを出したのは、
10日前の駅伝だけ。
スピードが出るわけもないし、呼吸が持つはずもない。
それに加え、先頭集団は3分1秒とか2秒とかで入っているのに、
10人近い集団。
こんな多摩湖は見たことがない。
足底筋を使わないように、
なんとか踵を浮かせながら走り続けるものの、
登り区間では、3分20秒、3分30秒とどんどんペースは落ち、
3kmから4kmの階段区間では、ついに3分40秒にまで。
ここまで落ちたか・・。
しかし、5kmを過ぎると、次は3分27秒まで回復。
下り区間なので、なんとか持ちこたえ、
頑張れば25分が切れそうだと、それがモチベーションに。
ラスト1kmは3分24秒でまとめ、タイムは24分59秒。
一番いい時と、1分遅れなら、なんとか仕事はできたか、と。
それにしても、このレベルで多摩湖駅伝が継続するなら、
もう、23分台で4人揃えなければ話にならない状態ですね。
ただの地元の遊びレースだったのが、
この30年でとんでも駅伝になってしまいました。
オリンピック選手など招待するから・・。
今年も、みなさん遠くからありがとうございました。
なかなか万全の状態で集まれることが難しくなってきている中、
この歳になっても、まだまだ上位争いができるチーム。
さすがヤクタターズです。
今年も、合宿や練習会、
各地へのレジャーなどを通して、
交流を図っていきましょう。