名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

東京マラニック

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今日は「ぼっち週末」でロングの日ということで、
どうせなら楽しくロングができるところと考え、
東京マラソン新コースを下見に行ってきました。

信号と人の数が半端じゃないのはわかっていましたし、
あんなところを走れば丸一日かかるだろうと想像していましたが、
そんな想像をはるかに超える人だかりと信号の数で、
昼前にスタートして、終わったのは夕方でした。

たぶん、最低でも50回は信号で止まったでしょう。
さらに、人だかりでペースダウンし、
2回通過する日本橋では2回とも迷い、
純粋に走っている時間以外に90分くらい取られていたと思います。

ということで、完全にマラニック状態。
数分走れば信号でしたから、当然脚はそれほど疲れず、
走った時間ほど疲労感は少なかったです。


そんな中で得られた収穫です。


まず、これまでの東京マラソンとは、
まるで別コースになりました。
同じなのは5km過ぎまでの飯田橋と浅草くらいです。

日本橋手前の10kmまではあり得ないほどのくだりです。
こんなに下っていいのか、というほど下ります。
後述しますが、15km~25kmは最大の山場ですので、
日本橋までは慎重に行きたいところです。

そこから浅草までの5kmはやや上りです。
ペースは落ちると思いますが、気にせず走った方がよさそうです。

序盤に雷門を通りますので、ここでまず元気をもらえそうです。

雷門前のデルタ地帯を折り返して、きた道を戻るとすぐに蔵前方面へ左折します。
ここから、本コース最大の難所が始まります。

まずは、隅田川を渡る蔵前大橋の上りです。
そこを越えて、門前仲町までの道も何度か橋を渡り、
細かなアップダウンがボディブローのように効いてきそうです。

門前仲町を左折するとすぐに折り返し。
しばらく元きた道を戻って中間点です。

きた道を帰りますので、もう一度蔵前大橋を通ります。
ここは25kmですから、行きに通った時よりも脚にはきていると思います。

再び日本橋に戻ってきますが、今度はそこから南下して、
銀座、日比谷を目指します。
ここの声援はかなり大きいと思いますので、
しんどい時は助けになりそうです。

銀座四丁目を右折しJRの高架下をくぐると日比谷です。
ここが30km。いよいよクライマックスです。
ここを左折し、一路品川を目指します。

前回大会までは、ここが序盤の10km過ぎで、
まだ余裕のある状態で東京タワーや増上寺を右手に見ながら、
箱根駅伝のコースを楽しんだ記憶があります。
しかし、今回はその余裕はないと思います。

日比谷通りを第一京浜まで走り、さらにそこから田町・品川方面へ。
品川駅手前の折り返しまでは、思ったより長く感じます。
上っていると思ったら下っていて、下っていると思ったら上っている、
そんな錯覚に陥るコースです。
実際は、若干の上りと下りが繰り返されている印象です。

折り返してもときた道を日比谷まで戻ります。
ここはもう気持ちで行くしかないです。

日比谷で右折し、JRのガード手前を左に入ります。
今日の試走が間違っていなければ、
最後の直線は石畳です。
東京駅前の行幸通りまで続く、綺麗な並木道で、
最後の2km弱をこんなところを走らせてくれるとは、
なかなか粋な計らいだな、と思いました。
が、石畳は相当脚にきます。

行幸通りにぶつかったら左折し、そこがすぐにゴールのはずです。
そのままだらだら歩いて皇居前で荷物の引き取り、でしょうか。


全体的に、予想通りの高速コースです。
2時間5分の国内最高を狙っているのも伊達ではないですね。