名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

タイムだけが全てではない、マラソンの価値

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言い訳は、明日たくさんしますので。


2kmあたりで、ちょうどいい集団を見つけ、
今日はもうそこにつくことにしました。
その前後には適度な集団がおらず、
この集団のペースが、非常に気持ちよかったので。


途中でラップを見ると、3分42秒。

危険なペースですが、ひとまず楽だし、
ここでペースを落としたところでひとり旅になるのは目に見えていたので、
自分への挑戦、と。


5km付近で、この集団が、まさかBたん。さんに追いつき、
そこから20人前後の集団でペースを維持。

黙々とBたん。さんのとなりや後ろや前を走り、
前にはG大の懐かしいクリームランパンの現役生もいて、
20年後にこんなことが実現した嬉しさ。
とにかく至福の時間が15kmまでつづきました。

キャンパスで、20kmペース走をやっていた頃は、
こんな光景は当たり前だったな、と。
しかし、20年経っても、同じことをやれている。

今にして思うと、
今日はこの10kmのためだけに用意されたさいたまマラソンだったとしても、
十分価値があったな、と。

16km過ぎから、同じピッチでもペースが徐々に落ちていくのがわかり、
楽しい時間がそう遠くない未来に終わる予感がしました。

20km過ぎで給水を機に集団が崩れ、
Bたん。さんがペースアップ。
強いBたん。さんが健在で、
正直安心した自分がいました。
Bたん。さんは、自分より強くなければなりません。



入りの10km、37分半は、自分には完全にオーバーペース。
体感的には信じられないほど楽で、
自分ではオーバーペースとは思っていませんでしたが、
こうなったことは、それを何よりも証明しています。


今日は疲労が完全に抜け、気候もほぼベストに近い状態。
走り終えると、脚はほとんど疲れてなく、全然残ってました。
実力的には、確実に向上していました。
もし、40分を切れるとしたら、今日のような日だったと思います。

でも、40切りのペースがオーバーペースでした。


自分の内なるものへの敗北ですね。