本当の戦いは28kmから
正直やりたくないモードでしたが、
明日に伸ばすのはどうしても避けたかったので、
「本番だってこんなコンディションかもしれぬ」と言い聞かせ、
帰ってくるぞ、さいたまスーパーアリーナ！
このコースをざっくり言えば、
中山道を走って国道463に出て、
ひたすら走って埼スタ2002を目指し、
また463を戻ってきて、最後の5kmも中山道。
つまり、主戦場は国道463だということです。
最初の5kmは何度か曲がったり、起伏を超えたりしながら、
応援の多い街中を通ります。
まあ、ここは夢中になって走っているうちにあっという間に過ぎていくと思います。
そこから13kmほど走ると埼玉スタジアム2002に到着します。
と言うか、463から左に折れて寄り道＆距離稼ぎをします。
ここはかなり気持ちよく走れてしまいますので、要注意です。
体も温まり、道路もほぼ平坦で気持ちよく、「今日はいけるんじゃね」と、
勘違いしそうな区間です。
20kmを過ぎると、再び463に戻ってきます。
国道4号線にぶつかるところまで3km走り、折り返します。
ここは、微妙にアップダウンがあるので、多少のペース変動には目をつむり、
まだまだ先は長いと言い聞かせていきます。
しばらく463を戻ってくると、28km過ぎ、
浦和美園駅前で大きな跨線橋を渡ります。
ここは後半の最大の山場です。
あと14kmだ、と無理して力を入れると、
あっという間に脚を使い切ってしまいますので、
この上りは要注意です。
そしてこの後も、川や用水路を渡るたびに結構な起伏に遭遇します。
勝負は35kmからですから、ここでどこまで温存できるかが鍵ですね。
35kmすぎで463に別れを告げて、
中山道に戻り、すぐに463埼大通りに入ります。
ここでも若干ののぼりがあります。
でも、ラスト5kmを切っているので、気合いで乗り切ります。
40kmから先は、最後のご褒美、ゴールまでずっと下りです。
ラスト2km下りっぱなし、というのは、
自分が出場したフルのコースでは初めてかもしれません。
ここは猛烈に辛いと思いますが、
一気に下ってしまいたいところです。
全体的な印象としては、終盤にタフなコースが待ち受けているので、
思ったよりも難コースと言えそうです。
ただ、序盤からしっかりペースを抑え、
ラスト１０kmから勝負できる脚をとっておけば、記録も狙えるコースだと思います。
今日は、久々に40km以上走りましたが、
思ったよりも楽に行けて、一安心でした。
