名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

平地の練習でも

初めて富士登山競走に出たのが、
もう4年前になるんですね。
調べてびっくり。

当時は、トレランを始めたばかりで、
試走までして臨んでいましたが、
馬返しからの登山道で全く走れず、
1時間35分49秒という記録でした。
それでも、当時の大会全体のレベルはそれほど高くなく、
14位に入れました。


今日の山頂コースは、予想通り五合目で打ち切り。
正直、この天候で、雨に打たれて山頂を目指すことがイメージできず、
夏合宿の午後練習が、雨で中止になったような、
ホッとした気分でした。


で、今日は久々の五合目レースだ、と思ったら、
急に元気が出てきて、始めからどんどん飛ばすことにしました。

馬返しまでは、上りオンリーのロードレース。
自分のようなロードタイプは、ここまでが勝負です。
ハーフマラソンと同じきつさをイメージして、
このくらいの呼吸のしんどさなら1時間半もつかな、というきつさを維持。
昨年の山頂コースよりもペースが明らかに速いのに、
なんだか呼吸と脚は楽。
馬返し通過は、昨年が55分に対して、今日は50分。
山頂までがないとは言え、かなり飛ばしたな、と。

そして、問題の登山道4km。
ここを40分以内でクリアすれば、
つまり、キロ10分を切れば、20分台が出ます。

毎回ここは、ウォーク&ジョグになってしまうのですが、
今日は、やはり脚がよく動き、ウォークの時間を極力減らして、
ジョグのインターバルのような感覚で走れました。

ところが、山練を全くしていなかったツケが最後に回ってきて、
ラスト1kmで両ふくらはぎが痙攣。
体力的にはまだまだいけただけに、ここはもったいなかったです。

馬返しは⇨五合目は41分台で行けましたが、
痙攣がなければ、40分は切れた感じです。


と、山の練習をしなくても、
平地でインターバルや閾値走だけでタイムが縮まるのだから、
結局、持久的能力が多くを占める競技なんだな、と改めて実感。


それにしても、ごろうたに君やまつもと君の、
17分台、19分台は、別次元だな、としみじみ。
どこをどう走れば、そのタイムで行ける!?と
結果を知って、笑いました。

でも、こうした元箱根ランナーたちが普通に出場して、
普通に優勝をかっさらうようになったのは、
嬉しい限りです。
このレースも、ただの変態レースではなく、
一つの競技として認められ、トラックや駅伝で活躍してきた選手の、
一つの目標、ステータスになればいいと思います。


雨と寒さで、写真はなしです。