名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

迷った時は

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さすがに今日は危ないところでした。

県内近場の、簡単にハイキングで行けるところでしたので、
甘く見てました。


メンバーは、もうトレランAチームの常連四人。
いつも通り、序盤から川内君がガンガン飛ばしましたが、
今日は自分を試す意味でも行けるところまでついて行きました。
はじめに標高を3kmで600mあげる急坂を、オールアウトしかけながらも、
最後までつけたのは自信になりました。
やはり、高強度インターバルの効果はすごいです。

問題はその後。

あるピークから何の疑いもなく降りて行ったルートが、
途中からあいまいになり。
赤の杭が点在してたので、確かにコースだと信じ込み、どんどん下り。
でも、何かおかしい。こんなの登山道じゃない。ただの斜面。
経験上、こんなところを歩かせたりはしない。
完全にロストしました。

4人いましたが、さすがに今どこにいるのかわからなくなり、不安になり。
でも、たいていのことは大丈夫、経験上、と言い聞かせ。

そのうち、一人がGoogleさんで現在地を。
どうせ圏外だから、とはじめからその選択肢を捨てていましたが、
そうか、GPSは生きてる!と。

確認すると、なんと稜線の反対側の斜面へ。
このまま降りようとしていたので、間一髪。
とにかく来た道、というかただの坂を延々40分以上引き返し。
間違えた場所までなんとかたどり着き、
その後はもう体力がないので林道を使って無事下山。

こういう時、同じ道を引き返す、
って結構決断力がいります。
そのまま降りてしまえばなんとかなる、みたいな。
でも、なんとかなりません。降りようとしてた先は、さらに山奥の沢。
道路も人家も何もないただの山。
いわゆる、遭難ってやつです。


道に迷ったら、
同じ道を戻って、もう一度やり直す。
それが、結果的に最短ルートになるんですね。