名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

若い人たちは前を走りましょう

一昨年11月の川越から1分以上の伸びというのは、
いくらハーフとはいえ、自分自身戸惑うほどの走りでした。
ただ、理由はおおかたわかってきています。
これは話すと長くなるので、また後ほど。


スタート前は、あまりいい調子という感じはなく、
今日も序盤はそこそこ、最後は停止、のいつものパターンが頭をよぎりました。

しかし走り始めると、かなり楽なのに入りが3分20秒という意外な展開。
5kmまではなかなかいい集団が見つからず、前に出たり下がったりを繰り返しながら、
5kmは17分一桁台。

6km過ぎから唯一と言っていい長めの登りが始まり、
せっかく良いペースで引張ていてくれた集団が一気にスローダウン。
ラップを見ると3分36秒。
これはまずいでしょ、ということで、
一つ前を目指しました。

その集団にはフル2時間20分台の選手がいましたが、
追いつけばさすがに引っ張ってくれるだろうと期待し、
3分20秒まで無理してペースアップ。

ところが追いついたとたん、
ここぞとばかりに風よけ要因にされました。

でも、今日はいつもとは違う気がして、
そっちがその気なら、とあえてギアチェンジ。
この7kmから15kmまでひたすら3分23秒で先導。
絶対オーバーペースとわかっていましたが、
とにかく今日は脚が動きました。

やるなら今日しかない、と。

途中中間点で11分台も出そうな気配もあり、
さらに元気も出ました。

ラスト5kmでそのフル20分台の人が一気にスパート。
まあ、そうだよね、と先に行かせたところで、
こっちの脚も終了。
先頭も入れ替わり、残された3人でペースを維持。
最後の5kmは風よけにさせてもらう、
と後ろについて体力温存。
脚は止まっていましたが、ここまできておいて諦めるわけにもいかんだろう、
と、競技場までデッドヒート。
最終コーナーで12分を回りましたが、予想を上回るタイムに控えめなガッツポーズ。


今日は、あの1年生の時の予選会以来に、
「高速で移動できる乗り物に乗っている感覚」を味わいました。

12月までの自分の体ではない感じがしたも事実です。

これがフロックではないことは、
やはりフルで証明するしかないですね。