名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

その時がやってきた。

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りんご時計が予定よりも早く到着しました。

2日間、いろいろいじってみましたが、
まあ、いらない人にはいらないシロモノでしょう。
自分としては、
最初っからランニングとバイタルモニタリングが目的だったので、
いろいろと興味深い機能が多く見出せます。

アプリが出揃っていない現時点で判断すると、
もっとも利用価値を見出せる客層は、
健康・運動関連に興味を持つ層だと感じます。
健康ジョギングをしている層にとっては、
走りながら距離やペース、心拍数やカロリーがモニタリングできるわけですから、
これほどありがたいものはないですね。

しかし、予想していた通り、
iphoneなしでは機能しないため、
現時点ではシリアスアスリート層には対応しきれない印象です。
iphone持ってキロ3分は「ない」ですよね。

一方、iphoneとの連携によって、
ある分野では驚異のパフォーマンスを発揮する可能性も感じました。

たとえば、これを一日中身につけているだけで、
約3分毎の心拍数がiphoneに記録されていきます。
寝てる時であっても、です。

これを、1ヶ月、半年、1年単位で続ければ、
疲労状態と心拍数の関係、
持久的能力の向上と心拍数の関係などが、
「たまたま」の計測ではなく、
長期間、長時間の計測として高い信頼性から見えてくる気がします。
残念ながら、iphoneに転送されるデータはCSVなど汎用性の高いファイルではないので、
エクセルへコピペするしかなさそうですが、
それでもグラフ化することはできそうです。

また、高強度トレーニングする際でも、
密着できるウェストポーチにiphoneを入れ、
しっかりと固定すれば、キロ3でも走れるでしょう。
ハートレイトモニター付き腕時計でも可能なことですが、
大きな差はiphoneへ直接記録されるということです。
iphoneへ記録されるということは、様々なアプリで共有できたり、
macでデータを扱えるようになるのも時間の問題な気がします。


ただ、まだまだ発展途上なのは、アプリです。
現状、ランニング中の心拍数を追えるのは、
標準装備の「ワークアウト」アプリだけで、
もっとも「使える」Runtasticはapple watch心拍計には未対応です。
そのワークアウトアプリでさえ、
ペース、時間、距離、と心拍数を同時に表示させることは無理です。
こういった現状から、
開発側が標準的なアスリートが何を求めているのか、
まだ理解できていない気がします。

そういったアスリート向けアプリの開発が、
現状、急務と言えると思います。