ジョグシューズの完成形
ここ数年、ジョグシューズは、もう一度もこのCSシリーズから離れていませんが、
ついに先代の「9」から現行モデル「10」に移行しました。
毎回このCSシリーズの進化には目を見張るものがありますが、
今回は、「ジョグシューズもここまできたか!」と唸らせる圧巻の完成度です。
まず、相変わらず軽い。
この軽さでジョグシューズは反則と言わざるを得ない軽さです。
インターバル、余裕でできます。
持ち上げた瞬間、
ソーティーマジックか!と錯覚するほどの軽量化に成功しています。
そして、その軽さにしてロングジョグをしても脚がやられない程度のクッション性を維持。
特筆すべきは、ヒール部の厚みを抑え、前足部を若干厚くしたアウトソール。
「ソールは前足部を厚くしろ」と訴え続けてきた我々の主張を、
ようやく理解してくれるメーカーが現れました。
10年かかりましたが。
さらに日本メーカーを遥か後方に置き去りにする低価格。
これだけのシューズが尼で買うと6000円を切ります。
まあ、ランニングシューズにここまでこだわる人間はそうそういないと思いますが、
このイノベーション、
自分的にアディダスはランニングシューズ界のアップルですね。
タクミ戦は、さしずめMacBookAirと言った感じで・・・。