名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

閾値ペース

この1週間、ダニエルズ理論を読み、
この年にして、いろいろランニングの仕組みがわかってきました。

なぜ、インターバルは1000mなのか、
なぜ、レペティションのような練習を入れるのか、
なぜ、ジョグは大切なのか、
わかっているようで、全くわかっていなかった自分が恥ずかしいというより、
正直、目から鱗でした。

その中で、
なぜマラソンがなかなか速くならないか、
決定的な原因があることもわかりました。

いずれ、この辺の理論はまとめようと思いますが、
つまるところ、
ラソンを速く走るための練習を、
ラソンを始めて8年間、全く行っていなかったということです。


ラソンを速く走るために必要な練習は、
閾値ペース」と呼ばれる(というか、ダニエルズ氏が呼んでいる)、
最大酸素摂取量の83~88%の強度のランニングです。
これは、換算表で自分のペースを調べると、3分26秒。
このペースで20分間のランニングを定期的に続ける必要がある、
ということでした。

こんな中途半端なスピードのランニングというのは、
自分の競技人生で一度も経験のない練習です。


で、今日、試しにどんなスピードなのか、1kmだけ試してみました。
別大疲れがあるため、脚が全然動きませんでしたが、
呼吸は、インターバルでもペース走でもない、
独特の深さの呼吸で、ちょうどハーフマラソンの試合に出るときの感覚に似ています。

それもそのはず、
ダニエルズ氏曰く、60分続けられる強度、
とのこと。


本来この練習を続けるのは、フェーズⅢとかⅣとかの、
かなり体が出来上がってからですが、
来週あたりから取り組んでみようと思います。