「がんばれ、東北」 その273
まだ緊張してはいけません。
まだ15日もあります。
だめです・・・。
でも、
ちょっと、今年のAチームは本当にやばくないですか?
1区の人・・・1000m×5、すべて3分10秒台は、過去最高の調子ですよ。
2区の人・・・フルでベスト
3区の人・・・40歳で、ハーフ1時間10分でベストは、ありえないでしょ。
4区の人・・・区間記録保持者です。
冷静になりましょう。
ということで、
昨日の続き、「多摩湖駅伝コース、徹底分析」パート2をどうぞ。
前回は、序盤の最高地点を通過したところでした。
下り坂を一気に下ってくると、
次のような地点が見えてきます。
コースは当然・・・、
右!
来ました。
第一の関門、「抜けない柵」。
こいつは引っこ抜くことはできず、当日もこのままです。
当然、リアル3000m障害ですが、
飛び越すのはやめましょう。
ここでコケたら、終戦です。
でも、これでもまだ序の口です。
この数十m先には、こいつがあります。
もちろん、とれません。
「ひとりずつ」しか、通れません。
真中は、人が走って通れるほど広くはありませんので、
向かって左側をすりぬけましょう。
これで終わりではありません。
すぐに、これが来ます。
これは演習ではない!
実戦です。
最短距離は、真中です。
一番楽なのは左側です。
メリットがないのは右側です。
その時の調子と相談して、選択してください。
そして・・・、
みなさん、目をそらしてはいけません。
皇帝さん、
これが東○和市の解答です。
どうしても、ヤクタを優勝させたくないようです。
それどころか、選手生命さえ断つつもりです。
斜度は間違いなく20度はあります。
そして、たび重なる大雨によって削られた路面。
私は一昨年、骨折を覚悟しました。
しかり、恐れずにかけ下るのです。
これを乗り越えなければ、優勝はありません。
で・・・、
とどめです。
これは、階段と言います。
私は、長年長距離にかかわってきましたが、
コース上に階段がある大会を見たことがありません。
もしかしたら、ギネスかもしれません。
これで、ようやく中盤が終わりです。
まだ、3km近く残っています。
次回は、この階段を上ってから、どうしろというのか!
考えていきます。