「がんばれ、東北」 その272
またまた大波乱の42.195kmでした。
今回の人も、実業団とはいえ、
まったくノーマークの人。
日本陸連は、何を思うでしょうか・・・。
それにしても、デキくんは、本物ですね、あの走りは。
さて、今日から、毎年恒例の、
「多摩湖駅伝コース、徹底分析」
を始めます。
今日、お散歩ジョグをしながら撮ってきたコース写真を見ながら、
対策を練っていきます。
今日は、まず、序盤、狭山スキー場までの上りです。
スタートは、堤防のこのあたり。
いきなり上るので、転ばないように気をつけましょう。
堤防はだいたい700m程度ですから、
ここで呼吸が落ち着くまでペースを作るのがいいと思います。
とにかく飛ばし過ぎは禁物です。
堤防を渡りきって、左に折れると最初のポイントが訪れます。
1km地点手前に設けられた、車止め。
ただし、コレは外れます。
当日は、こいつをリアル3000m障害する必要はありません。
ここを超えて、写真の奥に見える「菊水亭」の手前あたりが1kmです。
1km地点を超えたあたりから、緩やかな上りが始まります。
ダウンもありますが、基本はアップ中心のアップダウンです。
ただ、それほど急な上りでもないので、
脚が動くのであれば、それなりに攻めていっても良いかもしれません。
抑えても、結局この後に待ち構える「階段」ですべてやられますので・・。
くれぐれもATレベルを大幅に超えて、脚が止まらないように気を付けてください。
西武ドームの横あたりから勾配がきつくなります。
ここが前半戦の山場です。(ていうか、中盤は、全部山場ですが・・・)
ここの坂だけは明らかに違うので、無理なくクリアしたいところです。
狭山スキー場の横が、前半の最高地点です。
ここから一気に下ります。
ここで呼吸がマックスになりますが、
下りは強引に押し切りましょう。
全行程で唯一、ここからの下りがタイムを短縮できる場所です。
ここまでで、だいたい3km弱です。
次回、いよいよ本コースの3大危険地帯、
「柵」「ダート下り」「階段」が、登場します!