名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

「がんばれ、東北」 その32

モチベーションが上がらなくても、
インターバルは、やらなければなりません。

加齢とともに、心筋も、呼吸筋も、どんどん衰退していきます。

それを最小限で食い止め、1km3分ペースで走れる体を常に維持していくことが、
選手生命を延命させる、一つの条件だと思っています。


確かに、30、40のロング練だけで、
それなりにフルは走れていくと思います。

しかし、世界のトップレベルは、そういう練習だけをして、
月間1000だの1500だのをやっているわけではありません。

2時間3分で走るには、絶対的なスピードが必要なのです。

そして、そのスピードを身につける練習をすることで、
結果的に、42kmを速く走れる体が出来上がってきたのだと、感じています。


低負荷長時間練習、
高負荷短時間練習。

この組み合わせが、もっともトレーニング効果が高いと、
3年前の講習で言っていました。


やりたくなくても、調子がいいときには、
高負荷(っていうほどのスピードじゃないですが・・・)
練習をやっておかなければなりません・・・。


でも、やる気がなくても、
3分15秒、13秒、10秒、8秒、4秒でいけました。


これが、長距離のパフォーマンスを決定づける因子が、意外と
精神面のウェイトが少ないと思っているゆえんです・・・。


何十回も聞かれた、
「よく42kmも苦しいの我慢できるね」
という質問に、
「いえ、苦しくないので・・」
と答えても、なかなか理解してもらえませんが・・・。