急には速くならない
予想通り、昨日の3分02秒は疲労が抜けていただけでした。
しかし、それはそれで悪いことではないので、そのこと自体はプラスに考えようと思います。
さて、今年の多摩湖駅伝。
まずは個人的な走りについて。
ランナーの人権を無視した「ダート坂」と「階段」は、
想像以上に走りに影響しましたが、
それよりもむしろペースダウンが大きかったのは、
階段の後1km続く上りだったかもしれないと、
後になって思い出しました。
呼吸もさることながら、ここではかなり足に来ていた気がします。
序盤、それほど攻めたわけではなかったのですが、
最後はやはり足に来てしまいました。
しかし、それでも5kmの通過16分39秒は、やや遅いかなと思います。
来年は、ここを16分30秒以内で通過できると、一つ上の走りが見えてくる気がします。
とはいえ、今年の優勝チームのような戦力を備えたチームが現れれば、
どんな走りをしても太刀打ちできませんが・・。
そして、チーム成績。
Aチームはここ数年1区を走り続けている赤い彗星さん。
目標区間ひとけた台は伊達ではなく、24分50秒の6位でタスキ渡し。
タスキをもらった時は、いい年して興奮しました。
試合後、仕事をこなして、何事もなく岩手へ帰っていく姿は、
あまりにもかっこよすぎました・・・。
2区は、これまたはまり役の私。
「区間賞、そしてできればトップに・・・」という野望を抱いていましたが、
西武ドーム手前で3人目を抜いた後、先がまったく見えなくなりました。
堤防のはじからはじまで見渡せる坂でも見えなかったので、絶望的になりました。
途中、「先頭と2分」と言われ、気持ちが切れかけました。
しかし、23分43秒は、今の実力では限界値でした・・・。
3区は、初のAチーム投入のふくしさん。
4位に順位を下げたものの、26分45秒の大健闘で、
3位入賞に望みをつなぎました。
そしてアンカー。
こちらも不動のアンカーBタンさん。
正直、タイム差を考えると3位がやっとかなと思っていました。
しかし、コーナーに飛び込んでくるBタンさんを見て、目を疑いました。
2人抜いちゃったよ・・・。
す、すげぇ~。
試合前ささやかれていた「エース交替説」など、
あっというまにぶっ飛びました。
「俺にはこの走りはできない・・・。」
22分42秒。
Bチーム。
五体満足なのがやださんのみという、
7.2kmクロカンを走るにはあまりにも不安要素が多すぎる
ナンバーカード「440」で、途中棄権も頭をよぎりましたが、
結果的には無事、完走。
1区Angelさんは、胃腸に不安を抱えながらも、Bチームトップの28分10秒。
2区あつさんは、体調不良ながら28分44秒。
3区やださんは、忘年記録会、府中のリベンジを果たし28分25秒のBチーム第2位。
Bチームは大健闘でした。
今年は出場チームも大幅に増え、
プログラムを見た段階で3位も難しいかと思われましたが、
「反則」の走りを見せたトップ以外に勝っての2位は、かなり評価できるのではないかと思います。
毎年現れては消えていくチームが多い中で、長年にわたり2位3位をキープしているヤクタターズ。
本当にこのまま終わるわけにはいきません。