人生初の10本
現実的にはそんな練習はできるはずもなく、
常に幻の中にあった「1000m×10インターバル」。
今日、それを実行するチャンスが巡ってきました。
当然一人ではそんな練習はやる気にもならないので、
埼玉駅伝メンバー(彼は除く)におつきあいいただき、
競技人生28年目にして、ついに実現しました。
設定タイムは3分20秒、レスト250m。
今回の練習は、自分としては閾値走に位置付け、
余裕があってもなくても、できるだけこのペースを維持することに徹しました。
5本目までは、残りの本数を気にして、
ストライドを狭めていましたが、
6本目以降は完走のめどが立ち、
少しずつダイナミックな走りに変えていきました。
9本目まではきっかり3分20秒を維持。
本当は最後の一本もそのペースでやらなければ、
練習の趣旨から外れてしまうのですが、
「最後の1本はあげる」宣言をした人がいたので、
最後は付いて行ってしまい、3分03秒。
閾値ペースは、最高心拍数の90%ペースですので、
本当なら162超で維持しなければなりませんでしたが、
1kmごとのインターバルなので、そのレベルに達したのは5本目以降。
ただ、3分20秒ペースはかなり楽に感じられましたので、
今後閾値ペースは少しあげなければならないと思います。
予想通り、最後の一本は172まで上がってしまい、
これはVO2MAXトレーニングとなり、
今日の趣旨からすると「意味のない練習」となりました。
ということで、今日の閾値走は9kmまで。
それでも集団練習でなければ到底できない練習を、
この歳になってやらせてもらえるのは、
とても恵まれています。