限界を決めてはいけない
40を過ぎれば、
心肺機能はどんどん低下し、
10km以下のレースでは目に見えて衰えが現れてくるものだと思っていました。
昨年に続いての、第2区 4.11km。
この区間は、猛烈な向かい風エリアが半分以上を占める、
記録の出にくいコースですが、
昨年はそれなりに走れ、14分20秒の区間6位。
もう、そろそろこういう距離では戦えないかな、と思わせる記録でした。
しかし、
今日は、向かい風区間が終わってからの残り2km弱で、
脚が力強く動き、しっかりとスピードに乗れました。
こんなスピードでレースを走ったのは学生時代以来ではないかと思うほどの、
懐かしいスピード感でした。
しかも、脚はまだまだ残っていてさらにスピードは出そうでしたが、
呼吸が限界に達し、その限界ペースを維持してゴール。
結果は14分07秒の区間4位。
自分自身の体の変化に驚きを禁じ得ない、
そんな感覚でした。
そして、
1区彗星さんの驚異の走りも見逃せません。
4.3km、14分18秒。
昨年からの22秒アップです。
これに刺激を受けたのは言うまでもありません。
結局、限界なんて自分で決めてたんだと思います。
この年でも、インターバルをやり続ければ体は反応してくれるし、
呼吸は猛烈に苦しくなっても、脚はしっかり動きます。
Bたん。さんもインターバル5本合計が15分一桁という、
驚異的な走りを見せています。
全然、まだまだ多摩湖は勝負できると思います。
意外と、限界はまだまだ先にある気がした、
今回の大船渡遠征でした。