名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

「かすみがうらに、散る・・・。」

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まずはヤクタターズのみなさん、
今日は本当にご迷惑をおかけました。
いや、ヤクタターズのみなさま、というより、
自分が最もヤクタタズです。

ラソンにおける安易なオーバーペースは、
その代償があまりにも大きすぎる、ということです。

当初予定していた、「3分50秒で押す」、
結果的に実行しました。

しかし、ちょうど良い集団がなく、
付いていった集団が結局3分40秒台で、
2時間45分切り集団でした。
あとで時計にメモリーされていたラップをみて、
目を疑いました。
15kmまで、3分45秒前後のラップが10回近くありました。

本来、ここで我慢してあくまで「3分50秒」に徹していれば、
今回のような結果はなかったかもしれません。

走りながら、常に「速いなあ」と感じる、完全に無理なペース。
でも、「今日はいけるところまで行く」という安易な考えが、
午後の悪夢を生んでしまいました。

「いけるところまで」とは、結果的に30kmまで。
30kmまでの10kmごとのラップは、
38分12秒、38分25秒、38分31秒。
この時点で、30kmのベストです。

その後、急激に足が耐えられなくなり、
Jogと化し、痙攣を併発。
最後の12kmに65分も要する、一昨年のつくば並の撃沈となりました。

ここまではある意味予想通り。
結局キロ3分台で走り通す筋力が、まだまだないということで、
今後の最大の課題です。

問題は、ゴール後。
序盤のハイペースが、確実に体にダメージをあたえ、
かつ最後の12km、枯渇した状態で走り続けたため、
ゴール後に、低血糖を引き起こし、
初めて担架に乗せられて、救護室へ行きました。

2時間近く横になり、ようやく回復したころには、
午後4時。

想定外のアクシデントで、周囲に迷惑をかけてしまいました。

やはり、マラソンにおいて「いけるところまで」は、
タブーだということですね。

改めて、マラソンの怖さを実感しました。