名誉会長のRunブログ

ヤクタターズ名誉会長の活動報告

渋滞

GW突入と同時に、
今日は高速に乗って長野まで行ってきました。

今日はまだすいているほうで、家を出て片道きっかり3時間で
伊那谷」までいくことができました。

しかしそれでも途中何度か軽い渋滞にはまりました。

渋滞の発生ポイントは、
ほぼいつも決まっています。

それは、90%以上、上り坂の手前付近です。

もう何度となくニュースや新聞で、
「高速ののぼりでは速度を落とさないように」
と注意されており、
さらに、道路にまで
「速度低下注意!」
とご丁寧に書いてあるにもかかわらず、
毎回同じ場所で渋滞が発生します。

そこで、上り坂での渋滞の原因を自分なりに考えてみました。

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日本は世界的に見てもかなり不思議な国で、
どうみても「走る」ということにはマイナスにしかならないスタイルをしている
ミニバンが、異常に売れています。
「重い」「空気抵抗が大きい」「デザイン的に美しくない」等々。
高速道路を見ていると、上りに差し掛かって
急激に速度を落としているのは、やはりこのミニバンです。
重い車体は一度速度を落とすと、なかなか速度を回復出来ず、
さらに重力の影響を受ける上り坂ではその傾向が顕著に出ます。
結果、「速度を維持しろ」といわれても、「無理」ということになってしまいます。

▲ートマ
ヨーロッパの人が見たら唖然とするであろう、
日本のオートマ率。
ヨーロッパでオートマに乗っていると、
「運転が下手なのですね」
と思われてしまうほどです。
また、ヨーロッパでは主に障がいのある方の運転を支援するツールの一つ
としてオートマが考えられているという点も、日本と大きく違う点です。
本来、エンジンの力を、その速度でもっとも効率よく引き出すのが、
トランスミッションの働きなので、
それを自分で操作できないというところにそもそも問題があります。
たとえば、高速の上り坂でDレンジのまま走ろうものなら、
高速ギアに入りっぱなしのまま坂を上っていることになり、
とてもその速度を維持したまま上れるわけがありません。
だから、気づいたらのぼりで速度が落ちているのです。

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上り坂で速度を落としているドライバーの様子を、
抜かしざまに見ていると、
たいてい、車中の人と談笑をしています。
高速の上り坂は、ドライバーの「勝負どころ」です。
おしゃべりをしている場合ではありません。

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高齢者ドライバーに罪はありません。
制度に問題があります。

ということで、高速道路の渋滞を減らすには、
小さい車(5ナンバーで十分)を買って、オートマでもマニュアル操作をし、
運転に集中する。
このGW、多くの人がこれを実践すれば、
かなり渋滞は減る気がするのですが・・・。